やりたいことがないのは当たり前だと思う

大学生活
Businessman using cell phone on subway

ウルトラマン、プロサッカー選手、プロテニスプレイヤー、小説家、ミュージシャン、お笑い芸人、林業家、生物学者、考古学者。

これらは僕の小学生の頃の夢である。

小学生の頃のは夢が沢山あったし、その夢はコロコロ変わった。

さて、いつからだろう。夢がなくなったのは。

記憶がある限り、僕は中学生の時点で具体的な夢は無かった。

今の自分に聞こう。

「将来何になりたいの?」「何がしたいの?」と。

今の子どもは夢がない?

「今の子どもたちは、夢がないのよねぇ」

誰だか忘れたが、秘密基地にいた僕に対してそう言った人がいた。

どうやら昔の子どもには夢があったらしい。

本当にそうだろうか?

小学生のなりたい職業ランキングTOP3に「YouTuber」が入るこの時代、十分子どもたちは夢を持っていると思う。

「好きな事で生きていく」

YouTuberが良い悪いは別として、好きな事が何か見つけやすく手頃に発信できる時代がきた。

でも、僕は昔を知らないけど、今も昔も夢(やりたいこと)がない人の方が多いイメージだ。

高校生たちとの出来事

以前、僕はある高校にキャリア教育のスタッフとして行かせてもらったことがある。

20人くらいの子たちが班になり、僕がそこに入るという感じでグループや個人でワークをした。

テーマは「この先の高校時代を、ワクワクするにはどうしたらいいだろう、何をしたい?」

という内容だった。

ワークシートが配られて皆が紙に色々と書いていく。

それを書く高校生と僕は1人1人と話た。

「何でこれ好きなの?」「なんで部活が辛いの?」とか。

けど多くの子はダルそうにしているし、シートには黒よりも白が目立つ。

「うーん…。」という言葉を一番多く耳にした。

それを見て思いだした。

「あぁ、俺もそうだったわ」

小学生はやりたい事をすぐ見つける神である

中高生、はたまた大学生は小学生よりもやりたいことが見つけにくい環境にいると思う。

理由を挙げていこう。

今の小学生こそ塾に行くことが当たり前みたいになり忙しそうではあるが、興味のある事の領域が圧倒的に多い。

秘密基地をしていてそれをものすごく感じる。

スライム大好きだし、やろうとしていた事を放置して全く違う興味を持った事をする。

企画よりも、やりたい事が沢山あるのだ。

ゲームしたい、カード作りたい、そしてゲーム作りたい。彼らは本当に本能のように興味で動いている。

そんな僕の小学生時代は、土日は朝から夜まで基本家の横にある原っぱで遊んでいた。

田んぼに蛇を捕まえにいき、川で遊び、生き物を見つけて自分で図鑑で調べて勝手に覚える。

だから生物学者とか、恐竜が好きで考古学者とかになりたかった。

未だに蛇の種類とか恐竜の名前は覚えている。好きな蛇はヤマカガシ、恐竜ならパキケファロサウルスだ。

そんなことはどうでもいい。

最初のも書いた通り、僕はやりたい物も興味の対象はコロコロ変わった。

そして興味のあるものに関係する職業になりたいとすぐに思っていた。

小学生はやりたい事をすぐ見つける神であると思う。

中高生はやりたいことが見つけにくくなる

じゃあ僕が小学生から中学生に上がりどうなったか。

学校に行き、授業に興味が湧かず集中力が崩壊している状態で授業を受けた。
放課後はテニススクールに週6回2時間半練習し、土曜のお昼に塾に行くサイクルだった。

徐々に興味のあるものに触れる時間は小学校時代に比べて減った。
好きだったから良かったが、僕にはテニスしかなかった。

高校もそう。学校に行き部活をして、夕方に家に帰り、土日は塾と部活。

一気に興味のある事に触れる時間は減り、他に興味のあることを見つけても僕はできなかった。

学校の勉強も関心のある事に上手く結びつけることができないアホな少年だ。(今もだけど)

これは僕の場合だけかもしれないが、僕は小、中、高と上がるにつれて興味のある事を見つける時間は減ると感じる。

小中学生や高校生でやりたい事を明確化している人は、僕からしたら天才だ。

本当に時間や興味の見つけ方、何より興味を上手く使い実行できていたのだろう。

だから、僕をはじめそういう事を知らない、できな人たちにとって、やりたいことがないのは当たり前だと思うのだ。

だから、高校生活が終盤に向かうに連れて進学の話になると、僕も僕の周りもこう言っていた。

やりたい事(興味のある事)がないから見つけるために大学行く」と。

面白い・興味の領域を増やす事ができたら

大きくなるに連れて、失敗が怖くなり、小学生のように「興味」が様々な箇所へと向かなくなる。

だから、いきなり「やりたいこと見つけようぜ!しようぜ!」は中高生、時間がある大学生だって困ると思う。

無いところから、見つけてあげるのはすごく大事だと思うけど。

僕のように、興味の対象を中高生の間に見つけられず、実行もできず、学校の勉強に結びつけることもできずに、そのまま大学生になると非常に困る。

だからこそ、僕は小学生、中学生のうちから面白い・興味の領域を増やし「リアルにすること」が重要であると思う。

いや、そういう場所が必要ではないか。

「じゃあお前がやれ」という話になると思うので、だからこそ「ダメなことしよう」と言って秘密基地をやっている。

じゃんじゃんダメなことやって、興味に繋げられたら。
勉強の意味や興味を様々な場所に向けられたらなぁ。

最後にもう一度

「将来何になりたいの?」「何がしたいの?」

今日も僕は「うーん」と首を傾ける。

コメント